トップ > 文化政策レクチャー > 文化政策レクチャーVOL.1「分権時代の自治体文化政策」 − 参加者のコメント
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文化政策レクチャー

分権時代の自治体文化政策〜文化振興条例・マスタープランと政策評価〜

講師:中川幾郎氏 (帝塚山大学法政策学部教授)

レクチャー当日は、33名の方が参加されました。中川先生のエネルギッシュなお話し振りに、皆さん圧倒されていたようです。以下、参加者の方々から寄せられたコメントをご紹介します。

文化政策ということのみならず、自治体体行政全体について非常に参考になりました。「税金」というものを使う、その使い方、自治体として良いと思うものには臆することなく堂々と使ってゆく(そのためにはもちろん市民参画によるビジョンの確立が不可欠ですが)、不必要なことには使わない、それは難しいことだけど、それを決めていくことが自治体(行政)の最たる仕事なのだなと改めて思いました(そのためのプロセス作りも含め)。(自治体職員・女性)
都市計画・地域計画を仕事上の専門分野としていますが、文化政策の話を通して空間に偏った発想に自分がなっていることがよくわかりました。ただ、どんな分野でも選択を支える市民参加のシステムの必要性は変わらないことが確認できました。中川氏の具体的な例を一人称で示していただける話はとてもわかりやすかったです。どうもありがとうございました。(女性)
「市民文化の振興」という、イメージはあるが実体のつかみにくい、また数値化しにくいものに対して、どうか関わっていくか(行政職員として)を改めて考える良い機会になりました。今度はより具体的な事例をあげたお話が聞ければと思います。(行政職員・男性)
「公開の公論」 視野が広がる「文化政策」の話、ありがとうございました。(文化会館職員・男性)
熊本市は今、文化振興計画案を出し、パブリックコメントを締め切ったところです。期待があったのですが、今日のお話で見事にそれは打ち砕かれた感がありますが・・・。今日の学習を生かして積極的に関わっていく道を探りたいと思いました。行政の専門用語が少しわかりにくいところもありましたが、とても面白く勉強になりました。ありがとうございました。(文化団体・女性)
行政も含めた市民の文化に対する意識をもとに、いくつもうなずけることがあった。私はマーケティングという分野の仕事に携わらせていただいておりますが、まだ始めたばかりの未熟者ですが、文化に対するマーケティング、芸術を土地に根付かせるためのマーケティングというものにも民間の立場で取り組めれば、と感じました。(会社員・男性)
とても面白いお話を聞けたと思います。行政の文化政策について、このように内容の深い話が聞けるとは思いませんでした。(会社員・男性)
「文化」を考えるよい機会をいただきました。行政だけでなく市民から意識を高めなければいけないと強く感じました。(男性)
十分理解できたとは思いませんが、とても参考になりました。企画に感謝します。(文化施設職員・男性)
おもしろかったです。自分の考え、知識をもう1度洗い出し、勉強し直したいと思いました。(行政職員・男性)
文化事業費が削減される中、財政担当者やトップに聞かせたい内容であった。しかしながら現文化事業担当者もどれほどの共感者がいるか疑問が残る。文化担当への人材を含めて、文化行政が見直されることを願っています。
住民ではなく多くの市民をつくる主権者である市民が決めるとの言葉が印象に残りました。それから「モノからココロへ」は私もしっくりきていなかったので、安心というか、そのとおりと思いました。参考になりました。
レクチャーとしては、いろいろと積み込まれて考えをまとめるのに、また考えの指標とするのに参考となりました。いくらか具体例が多ければ、と思いました。(文化施設職員・男性)
勉強になりました。また何かありましたらお知らせください。(大学院生・男性)
わかりやすい内容で、質疑の時間も十分あり、大変良い内容でした。行政担当メとしては、あらためてさまざまな重い課題をつきつけられたような時間を過ごした気がしました。(ごくごく当然のことばかりなのですが)(行政職員・男性)
文化政策に興味を持つ市民が参加しやすいレクチャーでした。今後もこのようなレクチャーがあれば参加したいと思います。市民と行政がディスカッションできるような機会を、このようなNPOが協力してコーディネートしたら面白いのではないか(既にあるとは思いますが・・・)(女性)
市民と文化など考えたことがないほどいそがしく毎日が流れている時、何かふと立ち止まる時、地域の伝統文化など考えることがあり、行政のおそまつさが今さらよくわかってくるのが残念です。(男性)
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