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| 《17年度を振り返って》 |
T 芸術体験サポート事業
高齢者施設(有料老人ホーム、デイサービスセンター等)での芸術体験ワークショップを宗像市・宗像ユリックスとの連携によって実施する予定であったが、宗像市側に数回にわたり協議を呼び掛けたにも関わらず事業を進行させることができなかった(宗像市とは福岡女子大学の事業で連携しているため手が回らなかった可能性が考えられる)。
T−2 ホームレスの就労自立支援のための演劇によるコミュニケーション講座(継続)
就労自立を目指すホームレスの方を対象とした演劇ワークショップの成果を検証する科研費対象事業(研究責任者:立命館大学・藤本学氏、研究分担者:古賀弥生)の第2ステージ(4ヵ年)1年目として、フォーラムシアターのシナリオ改訂、及び2クールの実施(12月、2月
各2日)を行った。
U アートと地域をつなぐ人材養成事業
U−1 「芸術文化のまちづくりゼミ/高齢者とアート〜オーケストラにできること〜」の開催
2006年度から開始したコーディネーター養成講座の発展版である「芸術文化のまちづくりゼミ」は、福岡
女子大学における「大学を活用した文化芸術推進事業」の趣旨・内容と重なる部分が多いことから、16
年度については同事業を支援することでゼミの開催に代えていたが、17年度はワレワレワークス主催
のPD WEEK(パーキンソンダンスWS・公演等)に関連付けて10/26(木)にアクロス福岡605会議室で
実施。25名の参加を得た。
なお、コーディネーター講座の立ち上げ時から関わったメンバーと講座OB・OGによる「アートサポーターズネットワーク」の情報交換会は、アートサポートふくおかの役員・協力会員を中心とした「アートサポートふくおかネットワークミーティング」として9/24(日)、赤煉瓦文化館で開催。7名参加。
U−2 他団体の人材養成事業等への協力(継続)
福岡女子大学におけるアートマネジメント人材事業は、大学の独自予算により昨年度より規模を縮
また、10年ほど前に「学校への芸術家等派遣事業」を開始し同時にコーディネーター養成にも取り組んだ久留米市から、再びコーディネーター養成への協力依頼があり、2〜3月計5回の講座の企画運営、講師として関わった。
その他、講演等実績は以下のとおり(担当はいずれも古賀弥生)
9/15(金)全国公立文化施設協会九州地域アートマネジメント研修会(熊本県立劇場)講師
「地方公共ホールにおいて今後取組が求められる社会包摂事業について」
9/23(土祝)演劇公演「ホシハチカニオドル」アフタートーク(長崎市平和会館ホール)
10/10(火)あうるすぽっと舞台講座・シンポジウム「文化芸術振興における中間支援組織の役割」
パネラー
10/28(土)ワレワレワークス公演「レマンツァのオーケストラ」他 アフタートーク
12/28(木)M.M.S.T公演「別格本山鎮国寺で行われる、記憶を巡る音楽会」トークセッション
熊本地震で被災した地域における芸術文化を通じた復興支援については、坂口美由紀氏の協力を得て、熊本の文化環境への震災の影響を中心に日本アートマネジメント学会の春の講演会(6/10(土)熊本市現代美術館)及び全国大会(11/26(日)奈良市)で発信した。
文化政策やアートマネジメントに関する情報を、メーリングリストを通じて58件提供した。
ニューズレターは年4回(5月、8月、11月、2月)発行した。
X その他
NPO法人の役員、行政の各種審議会等の委員及び各種相談業務を行った。