
2011年度事業計画
T 芸術体験サポート事業
T−1 子どもの芸術体験サポートシステム構築事業
子どもの芸術体験の機会を安定的に提供するためのシステムづくりを官民協働で実現するため、同種の事業を実施している(財)福岡市文化芸術振興財団や福岡市文化振興課、NPO法人子ども文化コミュニティと研究会を開催。08年度から継続して実施している。11年度は、乳幼児を対象とした「はじめての舞台芸術との出会い事業」が「福岡市共働提案事業」に採択され、研究会に参加している4者が連携して実施することになった。アートサポートふくおかは主に事業実施の影響に関する評価や同事業に関連して実施する地元アーティストを対象とした講師養成講座に関する業務を担当する予定。また、財団が行う学校への芸術家派遣について「オーダーメイド」枠が設けられたのに伴い、学校からの要望に応じて財団とNPO2者がコーディネートを行うことになっている。
T−2 子どもの芸術体験コーディネート事業
学校や地域に芸術家を派遣し、子どもの芸術体験ワークショップのコーディネートを行う。
@「アーティスト・カタログ2010」掲載団体アンケートの実施
A久留米市芸術家派遣事業のコーディネート
久留米市が08年度から開始した市内小中学校への芸術家派遣事業に関するコーディネート業務を(財)久留米文化振興会とともに実施。アシスタントコーディネーターの養成も兼ねて行う。
B九州大学社会連携事業(新規)
九州大学芸術工学部片山研究室との連携により「螺旋」をテーマとしたワークショップ、トークイベント等への協力を行う。
T−3 芸術体験ワークショップ・シリーズ2011(新規)
これまで学校への芸術家派遣事業を中心に、子どもの芸術体験の機会拡大を事業の大
きな柱としてきたが、一定の成果を見たことと設立10年目の節目を迎えたことをふまえ、対象を拡大してさまざまな人々に芸術体験の機会を提供できるような環境整備を目指していく。その試みの1つとして、例えば企業関係者を対象にコミュニケーションや創造性開発を目的とした研修、ストレスケアのための芸術ワークショップ、医療・福祉関係者を対象としたQOL向上のための芸術ワークショップなどを実施する。福岡地区舞台芸術運営協同組合の協力を得て、大博多ホールのロビー、楽屋、ステージ上などを会場として使用。実施時期は8月と1,2月の2シーズンに分け、各3回の予定。
T−4 企業研修等へのアートワークショップの導入
10年度に引き続き、企業研修等へのアートワークショップの導入等、大人を対象とした芸術体験の場の拡大に務める。
U アートと地域をつなぐ人材養成事業
U−1 芸術文化のまちづくりゼミ(新規)
2006年度から実施を始めたコーディネーター養成講座の発展版。これまでの実施主体はプレ講座から共同で講座を実施してきたメンバーとこれまでの受講生有志による「アートサポーターズネットワーク」だったが、今年度からはアートサポートふくおか主催で、文化行政担当者や文化施設スタッフを中心的な対象として実施する。6〜8月に6講座を実施予定。
U−2 他団体の人材養成事業等への協力
@久留米市文化芸術コーディネーター養成講座講師
久留米市が(財)久留米文化振興会に委託して実施する養成講座を担当予定。 A春日市「人財づくり講座」講師春日市教育委員会主催による文化のまちづくり人材養成事業の企画助言及び講師を担当予定。
V 東日本大震災被災地支援事業(新規)
未曾有の災害となった東日本大震災の被災地を芸術文化で支える活動を行う。第一弾として仙台で毎年開催されてきた「とっておきの音楽祭」の実施をサポートするため、音楽祭の記録映画「オハイエ!」上映会を5月15日(日)に開催する。このほか、現地で行われる芸術文化による子どもたちへのケアなどの活動に対する側面支援や、長期的な支援活動に向けての検討などを行う。
W 調査研究事業
文化政策に関わる課題をテーマとした調査研究を実施。
11年度は「子どもの芸術体験活動の意義を可視化する研究」をテーマに上述1の乳幼児を対象とした「はじめての舞台芸術との出会い事業」とも関連づけ、乳幼児の舞台芸術体験の効果を検証する。
X 情報提供事業
文化政策やアート・マネジメントに関する情報を主にメーリングリストを通じて提供。また、テーマを定めた特集記事を含め、詳細な情報を協力会員限定のニューズレターで提供する。
Y 講演講師・原稿執筆等
文化政策やアート・マネジメント、文化のまちづくりなどに関する研修・講演への講師派遣及び原稿執筆を行う。
Z その他
行政の各種審議会等の委員については、文化政策の専門NPOとしての関与を求められるものに関しては積極的に参画する。また、各種相談業務にも応じていく。
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