大人のための芸術体験ワークショップ・シリーズ2011夏の陣
【終了しました】
クリエイティブな発想を求められる方やストレスケアが必要な人にもアートが効く！
今､芸術が教育や福祉、医療、まちづくりなどさまざまな分野で大きな力を発揮し始めています。
特に増えているのは子どもたちの芸術体験の場。学校の授業や地域活動で、音楽、演劇、美術、ダンスなどの芸術にふれ、楽しむ機会は10年前に比べるとずいぶん多くなりました。
でも忙しい大人の方には、「芸術？ 自分には関係ないかも」「興味がないわけじゃないけど、時間がないし」という感じ方がまだまだ多いのでは？ そんな大人の方にこそ、芸術を体験してほしい！ ストレスケアやクリエイティブな発想の源泉を得る機会になるなど、芸術の力がもっと有効に活用できることを知っていただきたいと思います。
このワークショップ・シリーズは、地域で芸術の力を有効に生かせる体験型ワークショップを夏と冬の2シーズンにわたり数回ずつ実施します。教育・医療・福祉・ビジネスなど各分野の関係者の方にとって、芸術体験を活用するきっかけとなることを目指します。もちろん、単純に「やってみたい！」という方の参加もOK。ご参加をお待ちしています。
■実施内容：
8月13日（土）14:00～17:00
演劇体験ワークショップ 講師：大福 悟（結実企画）
「演劇」といっても、セリフを覚えて身ぶり手ぶり･･･というものばかりではありません。演劇の手法を使ってクリエイティブな発想力を鍛えましょう。
8月20日（土）14:00～17:00
能楽（大鼓）体験ワークショップ 講師：白坂 保行（能楽師・大鼓方）
日本の伝統芸能「能楽」を体験します。日常を離れ精神を集中させて、謡（うたい）や大鼓（おおつづみ）を打つ体験をしてみませんか？ これまでにない新鮮な気持ちになれるかも。＊足袋か白いソックスをご持参ください。
8月28日（日）14:00～17:00
クレパス画ワークショップ 講師：小川 直美（アトリエあそびえ）
子どものころ楽しかった「お絵かき」がいつの間にか苦手なものになっていませんか？ 誰もが持っている豊かで自由な表現力をクレパスでもう1度取り戻しましょう。＊参加費のほかにクレパス代が必要です。
■会場：大博多ホール（福岡市博多区博多駅前2-20-1 12F）
＊ステージ上、楽屋、ロビーなどを会場として使用します。
■受講料：各回 500円（「クレパス画ワークショップ」は別途クレパス代実費630円が必要です）
■定員：各回 20名程度
＊クリエイティブな発想を求められるお仕事をされている方、ストレスケアに関心のある方、歓迎です。
＊動きやすい、汚れてもよい服装でご参加ください。能楽ワークショップは足袋か白いソックスをご持参ください。
■申込方法：1回のみでも3回連続でも申込できます。FAXまたはメールで下記をご連絡ください。先着順で受け付けます。①お名前 ②ご所属 ③（昼間、連絡がとれる）電話番号④メールアドレス（PCから送信します）⑤参加の動機・現在関心を持っていること
≪申込・問合せ先≫アートサポートふくおか
FAX092-591-6517 メールoffice@as-fuk.com
(財)福岡県教育文化奨学財団助成事業
後援：福岡市・福岡市教育委員会・（財）福岡市文化芸術振興財団
協力：福岡地区舞台芸術運営協同組合
★講師の活動紹介
【大福 悟】（結実企画）
結実企画は、福岡・北九州・飯塚を中心に全国の学校や地域で、表現活動（演劇の手法を用いたコミュニケーション学習）の講師として活躍する演劇人のチーム。演劇の力で、自らの心と表現、人と人、社会と人、アートと人を結び、さまざまなものを実らせる活動を行っています。
【白坂 保行】（能楽師・大鼓方）
能楽師（大鼓〈おおつづみ〉方）として、能の舞台出演が主な活動です。普及活動も積極的に行い、子ども向けのワークショップも多数行っています。2007年、重要無形文化財（総合指定）保持者に認定されました。
【小川 直美】（アトリエあそびえ）
絵を描き表現することは、本来楽しいもの。クレパスには誰もが持っている豊かで自由な心を甦らせ表現欲を高めてくれる素晴らしい力があります。色の美しさはもちろん、手で直接握って制作することで重ねて塗ったり引っかいたりと活動そのものが楽しくなってきます。それはまさしく遊びの領域。心から遊べることがどんなに楽しいことか、クレパスを通じて実体験してほしいと思います。1999年から毎年「アトリエあそびえ絵画クラブ展」を美術館や小さなギャラリーにて開催。2005年は北九州市美術館において作品を発表。
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