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「芸術文化のまちづくりゼミ2012」 終了しました! 

 

芸術文化で人とまちをつなぐ、芸術文化とまちをつなぐことに関心がある人を対象に行う能動的な講座です。文化行政担当者、文化施設スタッフ等をメインのターゲットとしていますが、学生やその他関心がある方の受講もOK。芸術文化と地域・まちづくりの関係に関する概論の知識が身に付き、自分の地域に持ち帰って実践するためのヒントを得る学びの場を目指します。内容はレクチャー編と座談会編、フィールドワーク編に分かれ、レクチャー編は講師からの話題提供に続いて受講生との意見交換を行います。座談会編は「子どもの芸術体験のこれから」をテーマに学校と芸術文化をつなぐコーディネーター、アーティスト等がディスカッションを行います。フィールドワーク編では、芸術文化のまちづくりを体現する事例の現場を訪ねます。

≪スケジュール≫2012年*レクチャーの内容は変わることがあります。

6月16日(土)19:0021:30

1回:レクチャー 芸術文化とまちづくり概論+意見交換
      会場:福岡市NPO・ボランティア交流センター「あすみん」
         セミナールーム
         (福岡市中央区大名2-6-46 福岡市立青年センター5F

6月24日(日)14:0016:30

  第2回:座談会 子どもの芸術体験のこれから
          *アートサポートふくおか10周年記念事業

       会場:福岡県NPO・ボランティアセンター会議室
           (福岡市博多区吉塚本町13-50 福岡県吉塚合同庁舎5F

7月7日(土)16:3019:00

  第3回:レクチャー 人づくりと芸術文化(教育、医療、福祉)+意見交換
        会場:福岡市NPO・ボランティア交流センター「あすみん」
          セミナールーム

7月14日(土)18:3021:00

  第4回:レクチャー まちづくりと芸術文化〜創造的な地域+意見交換
         会場:福岡市人権啓発センター・研修室
        (福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン・リバレインオフィス10F

7月28日(土)14:3017:30  

5回:レクチャー+フィールドワーク まちのアートセラピー・箱崎編
          会場:箱崎水族舘喫茶室(福岡市東区箱崎1-37-21及び箱崎周辺
 
    *当日の講師が主催する「箱崎アートターミナル2012」のアートプログ
    ラム「汽水域h(アッシュ)Vol.02」を18:3020:30、同会場で開催
    無料(要1ドリンクオーダー)で参加できます。
   
   〈講師より:「汽水域h(アッシュ)Vol.02」について〉汽水域とは、
    河口において海水と淡水が交じり合う場所で、海の魚も川の魚も共存
    する豊かな生態系を形成している領域です。そこは他者と出会う場で
    あり、相互に交わり互いに響きあいが生まれる豊かな共有地であるの
    でしょう。まったく異なるアートジャンルを組み合わせ上演すること
    で‘表現の汽水域’を実現化したいと考えます。

     第二回のテーマも第一回より引き続き「みずをむすぶ」としました。
    ‘博多にわかとギター’‘エレクトロニカと写真’‘もの語りとオイ
    リュトミー’といった三者三様の汽水域において水を掬びたいと思い
    ます。

      第一部  博多にわか×ギター 
                作・出演:梅木繁良(にわか師)
            ×花田こうき(ギタリスト&/箱崎水族舘喫茶室店主)
     第二部  エレクトロニカ×写真 

                作・出演:kaeda mika(ミュージシャン)
            ×石田陽介(コミュニティアーティスト)

     第三部  もの語り×オイリュトミー
          作・出演:秦きょうこ
           (作家/語り部/ふゆる座座長/むすびの文庫家あるじ)
            ×宇佐美陽一(オイリュトミスト/作曲家/演出家)

8月4日(土)14:0016:30  

6回:フリートーク      会場:未定(福岡市内)

≪受講料≫各回 一般1,000円 
        学生・アートサポートふくおか協力会員500円(資料代含む)
     通し受講 一般5,000円 学生2,500円(同上)
        *できるだけ通し受講をお願いします。

≪定員≫10名程度

≪受講申込方法≫FAXまたはメールで下記をご連絡ください。先着順で受け付けます。

@お名前 Aご所属 B(昼間、連絡がとれる)電話番号 Cメールアドレス(PCから送信します)D受講の動機・現在、関心を持っていること

≪お申込み・問合せ≫アートサポートふくおか
  〒812-0884 福岡市博多区寿町3-5-22-806

  090-7462-1657 FAX092-591-6517

office@as-fuk.com     http://www.as-fuk.com

【レクチャー講師&座談会登壇者の紹介】(敬称略)

 高宮 由美子(第2回 座談会)

NPO法人子ども文化コミュニティ代表理事。福岡市大橋音楽・演劇練習場(ゆめアール大橋)事業プロデューサー子どもの参画と文化・芸術活動の促進を通して子どもが豊かに育つコミュニティづくりをすすめるNPOに関わっている。子どもの文化・芸術体験活動の企画、人材育成、コーディネートなどを行っている。東京大学に拠点をおくメル・プラッツ(メディア表現、学びとリテラシーに関するコミュニティスペースづくり)運営メンバーであり、ワークショップ開発やメディアリテラシーの育成、コミュニケーション・デザインの研究など、子どもと大人が共に学び合う学習環境づくりを研究テーマにしている。

 大福 悟(第2回 座談会)

劇団C4代表(脚本・演出・役者・制作)結実企画(むすびきかく)表現活動講師
北九州市を中心に30年以上、劇団・制作集団などを立ち上げながら舞台芸術活動を続けている。
現在、代表を務める劇団C4での公演の他、演劇や表現活動のワークショップ、東京の劇団による北九州公演の制作援助なども行っている。個人では、講師によるユニット・結実企画などで「表現教育」「クリエイティブドラマ」の活動を全国の学校や地域のコミュニティセンターなどで行っている。

 石田 陽介(第5回レクチャー&フィールドワーク担当)

アトリエ(アッシュ)プロジェクト 代表http://h.kansei-science.com/)、ソーシャル・アートセラピスト。広島生まれ。美大卒業後、出版社勤務を経て、1999年より佐賀県の嬉野温泉病院にアートセラピストとして勤務。主に精神疾患を抱える方や認知症のお年寄りを対象とした絵画療法を担当。2006年より3年間、九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクトのアドバイザーとして、子ども未来学の社会的実践研究に携わる。現在、九州大学大学院においてユーザー感性学を学びながら、ソーシャル・アートセラピストとして、アートを通したコミュニティ文化の再生と地域社会におけるセルフケア文化の構築化を目指す「アトリエHプロジェクト」を立上げ、箱崎においてコミュニティアート活動を推進する。

 古賀 弥生(第1回〜4回、第6回担当)

アートサポートふくおか代表。文化政策学博士。活水女子大学文学部現代日本文化学科特別専任教授(アートマネジメント論ほか担当)。久留米大学経済学部非常勤講師(地域文化政策論)。大学卒業後、福岡市役所入庁。在職中から芸術文化と社会をつなぐアートマネジメントを学び、芸術文化を身近に楽しめるまちづくりのための提言やフォーラム開催など実践活動を行う。福岡市役所では広報、都市景観等の部署を経験後、200112月退職。021月、「アートサポートふくおか」を設立し代表に就任。著書に「芸術文化がまちをつくるU〜地域活性化と芸術文化〜」(20113月 九州大学出版会)ほか。

【第5回フィールドワーク&レクチャーの会場について】

まちの小さな音楽堂「箱崎水族舘喫茶室」http://www.hakosui.net/

多目的スペースを持つユニークな喫茶店。貸ホールとして、珈琲を飲みながらのミニライブやコンサート、講演会などにも頻繁に使われている。店内には、沢山の本が本棚に並んでおり自由に読むことができる。ゆったりとした空間でゆっくりとした時間を過ごせるお店。店名の「箱崎水族舘」は明治43年から昭和10年まで実際に存在していた水族館で、常設館としては全国三番目の開館となる本格的な水族館であった。現在はもう福岡の歴史から影を潜めてしまった水族館の記憶を追いかけながら命名されたという。

アートサポートふくおか 〒812-0884 福岡市博多区寿町3-5-22-806 Tel.090-7462-1657 fax.092-591-6517アートサポートふくおか