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子どもの芸術体験

亀井直子さんin吉塚小学校(福岡市博多区)
2008年2月22日(金)3時限目〜6時限目

               








2月22日(金)、福岡市立吉塚小学校で声楽家・亀井直子さんを招いて
合唱指導の授業を行いました。学校は卒業式を控え、卒業していく
6年生と在校生代表として見送る5年生がそれぞれに式で歌う合唱曲
の練習に取り組んでいます。実は3年前、同じ時期に那珂南小学校で
5年生対象の指導を亀井さんに御願いしたことがあり、そのときの
レポートをアートサポートふくおかのHPでご覧になった吉塚小の校長
先生からご依頼を受けて、今回のコーディネートが実現しました。

午前の3,4時限目、80分を使って5年生、午後に6年生という、亀井さん
とピアニストの西村純子さんにはハードなスケジュール。しかも1回
のみの指導ですからできることは限られています。でも亀井さんは
子どもたちの歌を聴いて、弱いところにポイントを絞って効果的に
指導してくださいました。寒い体育館での実施ということもあって、
最初のほうでは鬼ごっこのようなゲームで体を温め、理科室
にある骸骨(吉塚小にはないので隣の学校から借りてきてください
ました。車の助手席に骸骨を座らせて連れてきてくださった先生、ありがとう
ございました)を使って正しい姿勢を説明するユニークな授業で子ども
たちを惹きつけます。細かな技術ではなく、歌詞の意味や誰に伝える
のかを意識しながら歌うことを教える亀井さんの授業を、学校の先生方
が懸命にメモしながら見学しておられました。

最後に亀井さんが歌うクラシックの声楽曲(5年生「鱒」(シューベルト)、
6年生「私のお父さん」(プッチーニ))には、子どもたちの集中力が一気に
高まります。5年生の授業では「もう1曲歌ってください!」という予想外
の声が子どもたちから上がって、急遽「アベマリア」をご用意いただく
一幕も。歌のあとの質問コーナーでは「いつから声楽を始めたんですか」
「プロになろうと思ったのはなぜ」と活発に手が挙がりました。

卒業式まであと3週間ほど。今日の授業をきっかけに子どもたちの
素直な歌声がさらに心を打つものに変化していってくれることを
祈っています。(古賀弥生)

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